ヒマラヤ：チルドレンズ・フラワーズ

Children's flowers：チルドレンズ・フラワーズ

ヒマラヤ・フラワー・エンハンサーから

ここに書くのはエッセンスの作り手であるタンマヤさんが初来日しての
２０００年秋のイブニングセミナーにて伺ったお話の一部です。
アッという間の時間で記憶が不確かなところもありますことをご了承くださいませ。

このエッセンスを作るきっかけとなったのは、タンマヤさんがヒマラヤのエッセンスを売り始めて
まだ間もないころの見本市の会場だったそうです。
彼はまだまだ自分が作ったものが市場に出いくことに不慣れな、そんな時期でした。

遠くの方からある女性が一目散にタンマヤに近づいてきていきなりこう言ったのだそうです。
「この人が子供のためのエッセンスを作る人だわ！」と。
その女性はずーっと彼女の子供のためにエッセンスを作ってくれる人を探していて、
遠くでタンマヤの姿を見て走り寄ってきたのでした。

彼女のお子さんが少しずつ成長をしてきてのある日、何らかの原因で折につけ泣くようになったのだそうです。
それは、子供として保育園や幼稚園に入って社会に初めて出て行く時期でした。
話を聞いてみると、彼女のお子さんは
「今までずーっと小さな人たちの姿を見ることができたのに、ある日を境に彼らがいなくなってしまった。。。」
と言って泣いていたのだそうです。
それで、彼女は子供のためにエッセンスを作ってくれる人を探していたのです。

タンマヤは、ヒマラヤにてそのための花を探しました。
自分から目的を持って花を探しエッセンスをつくるのは、初めての体験だったそうです。
そして、ようやくそれらしい花を見つけてエッセンスを作りました。

ところが、です。
彼が歩いているとまた別の場所で他の花が語りかけてきたそうです。
「私が子供のための花ですよ。」
「え？！。。。でも私はもう、そのエッセンスは作りましたよ」とタンマヤ。
花はこう言ったそうです。
「あなたがさっき作ったエッセンスの花の名前は”innocence（純粋さ、無邪気）”という花です。
私が子供のための花ですよ。
あなたはinnocenceではなかったので、
私を見つける前にその花のエッセンスを作らなければならなかったのです。」

そうして、このchildren's flowersが出来上がりました。
この中にはもちろん、innocenceという名の花のエッセンスも入ってるそうです。

このエッセンスのメインとなったお花は、ベィビィピンクのとても小さな花をつけています。
話を聞きながら見せていただいたスライドの写真から伝わってくるその花は、
どこまでも優しく体の細胞ひとつひとつに染み入ってくるかのようでした。。。

このエッセンスはお子さんが成長していく中で社会システムや観念形態によって
生まれ持ってきている自然とのつながりが破壊されないようにサポートしてくれます。
人生の中にある自然の不思議さを感じることや驚きを体感することを忘れないようにしてくれます。

この花を見たときに、このサイトのｂｂｓで一時話題になっていた子供のための
エッセンス選びのことがすぐに頭に浮かびました。
そして、一点の曇りもなく心が感じたのです。
このエッセンスならばどんなお子さんにも安心して処方することができるであろうと。。。
そのときｂｂｓにていろいろな選択方法を書き込んで下さっていた若いお母様方と一緒にいろいろと
提案、紹介してきましたが、これほどまでに大地の上で暮らすお子さんに合うエッセンスはないと感じました。
私の中に湧いてきたのは、やった～！みつけた～！という強い確信です。
特にとても小さいお子さん。
まだ、自我の形成ができる年齢ではなくしかも社会の集団の中にでていかなくてはならない年齢のお子さんへ。。。
安心してグラウンディングを社会の中で続けていけるように。
不安感を癒しながらも自分の中の宇宙との繋がりを失わず成長していくことができるように。
優しすぎてその作用が鈍感な大人ならば感じにくいほどの、本当に優しい、繊細なエッセンス。

長くなりすぎるので、なぜ私自身がある種の高い領域からのエッセンスよりもこのエッセンスを選択するのか
もう少し細かい理由はあるのですが、ここではいたしません。
でも、もし、何かの機会があってエッセンスを選ぶことがあったらば、
このエッセンスをあなたのお手元に加えてください。

このエッセンスは、子供の頃に失ってしまった自然に対しての素直な感嘆を忘れた大人にも大変よく作用します。
（俗にいうインナーチャイルド；子供らしい無邪気な部分の癒しによい）
私たちが社会での成長の為に手放さなくてはいけなかったことから生まれた分離感、生命に対しての畏敬の念、
自然と呼応して呼吸して生きる感覚、大人社会の観念により傷ついてしまった自分自身、などなど。
とにかく、大人の方にもじっくりと味わっていただきたいエッセンスです。

子供にエッセンスをすぐに何が何でも与える。。。という親御さんには、
まず、ご自身が自分の中をよくごらんになってから選択をしていただきたいと思います。
子供はまだ宇宙とのつながりが強く、グラウンディングをするのが子供の仕事とさえ言われています。
子供のエネルギーはとても、とても繊細で、軽いエネルギーです。
どんなときでも、一番左右されるのがご両親や家族のエネルギー形態からです。
ですから、本当に親御さんがご自身の中を見ていき、改善し、学び、完璧ではないけど、
自分の人生や役割にベストを尽くす、まずそういった姿勢やコミットメントが大切になってくるでしょう。
自分の感情的ストレスの軽減の為にお子さんにエッセンスを使うようなことはやめましょう～。
お子さんにエッセンスを与える前に、親御さんがエッセンスと縁があるなら自分に使う。
それが基本です。
親のエネルギーが変化していくことで、またお子さんにもよい影響がでてくるはずです。

また、救急の場合などの使用時はもちろん臨機応変にお願いしたいと思います。
そのときには、まずレスキューが選ばれるでしょうから。

この「子供たちのための花」のエッセンスを使いながら、
この地球という惑星において私たちが、今どこにいて、これからどこに向かうのか。。。
大人である私たちがそんなことをじっくりとそれぞれの中で感じていただける機会があったらとても嬉しいです。

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◆6/8/2006再掲載
◆2/9/2001UP